【化粧石膏ボード-ジプトーン】よく見かけるあの天井の黒い点模様について
こんにちは!りょうです。
今日は皆さんが一度は目にしたことがあるであろう天井の模様について詳しく解説します。
そうこれです。
この模様、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
この記事を読むと、この天井の秘密がすべて分かります。
友達や家族に自慢できるかも!
天井の黒い点の模様の正体
実はあの模様、古代ローマの建設模様トラバーチンという大理石の模様を使っており、ジプトーンと呼ばれています。
ジプト-ンは吉野石膏の商標名であり、正式名称は「化粧石膏ボード」といいます。
かつて、アドラ建材でジプスターの名称で流通していましたが、現在は吉野石膏の独占状態です。
見かけることが多い理由とは
この模様、いたるところで見かけますよね。
見かけることが多い理由は、3つあります。
①8枚で1,500円という安さ
②防火性、断熱性に優れている
③貼り付けるときの釘が目立たない
コスパがよく丈夫。
これは主流になりますね。
天井仕上げ材の中では最廉価なので、住宅を除くさまざまな建物で見かけます。
僕も学生時代などよくこの模様が目に入っていました。
また、建築の現場では「ムシクイ」と呼ばれているらしいです。
独占状態が続いている
そもそも日本でこの内装素材の化粧石膏ボードは吉野石膏が次々とライバル企業を買収して、吉野石膏一社しか存在していません。
つまり、独占禁止法違反のような状況なのです。
ぼくが思うこと
何故この天井模様の事を記事にしたかというと、人は周りを見ているようで実は見えていないということをお伝えしたかったからです。
僕自身、ジプトーンのことを調べたのは、以前住んでいたアパートの天井がジプトーンで出来ており、たまたま気になり調べました。
このジプトーン天井のことをツイッターで呟いたら1万リツイートされバズったことがあります。
そこでぼくは、人って意外と周りを見ていないんだなと思いました。
特に人は視界より上を全く見ていません。
足元はよく見ているはずなのに上は見えていない状態です。
3階くらいのマンションの窓から下に向かって手を振っても気づく人は殆ど皆無です。
※実際に試したことがあります
僕は裾野を広げることで人生の充実度は上がると思っています。
まとめ
・天井の模様は古代ローマのトラバーチンの模様を模しており、ジプトーンと呼ばれている。
・ジプト-ンは吉野石膏の商標名であり、正式名称は「化粧石膏ボード」。
・現在ジプトーンは吉野石膏の独占販売状態
・ジプトーンは安価であり、防火性、断熱性に優れ、貼り付けるときの釘が目立たないため主流になっている。
たまには上を向いてみるのもいいなと思います。終わり。